Bloom of Hedge

自作小説の更新雑記や読書感想・日常メモなど。 拍手お礼・コメントレスは「続きを読む」を押して下さい。

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2011/07/30

『上海オールドボーイ』Vol.6 更新

『上海オールドボーイ』Vol.6を更新しました。

やっと上海らしい描写が出てきました。
もう少し混沌とした路地裏とかも書きたかったんですが、今回はご縁がなかったということで。
ここでいう「南京路」とは、現在の南京東路(外灘~人民広場まで)のことです。

環の猫かぶりなとことかも、もっと書きたかったですね。
中身は暴れ馬のくせに、人前では虫も殺せぬお嬢さまのふりをするのが得意な環です。



そんなこんなで、資料写真をば。
まずはセントラル・ホテルのモデルにした、「旧・パレスホテル(匯中飯店)」こと「現・和平飯店南楼」。
旧パレスホテル
バンドから南京東路へ入ってすぐ南側にあります。
1908年竣工の、めっちゃ古いホテルです。たまりませんねー。

ちょっとだけずらして撮影。
旧パレスホテル(左)&旧サッスーンハウス(右)
右手前に見えるのは、南京東路を挟んで北側に位置する、「旧・サッスーンハウス(沙遜大厦)」こと「現・和平飯店北楼」。
こちらは1929年に、当時上海で絶大な権力を握っていたサッスーン氏によって建てられました。



環が買い物をした一流百貨店のうち、「旧・新新公司」こと「現・上海市第一食品商店」。
旧新新公司1
1926年創業の、上海四大デパートのひとつです。
左手前の建物(ナントカ酒店?)も、なにげにレトロビルなんですが、よく分かりません。
上海に詳しい方、教えてください(笑)。

反対側から角度を変えて。
旧新新公司2
マクドナルドの看板がやけに目立ちますね(笑)。
この右手前に映ってる建物が、新新と並ぶ老舗デパート「旧・先施公司」こと「現・上海時装公司」です。
こちらは1917年創業。
そして、写真には写ってませんがこの時装公司の南向かいには、「旧・永安公司」こと「現・華聯商厦」が建っています。
ちなみに四大デパートの最後のひとつである大新公司は、1936年創業なので本文には出ていません。

四大デパートについては、下記のサイトが詳しいです。
エクスプロア上海内・プロの観光案内 上海のデパート:http://www.shanghai.or.jp/kanko/prokan/006.html


そして、グレート・ワールドのモデルにした「パラマウント・ダンスホール(百楽門舞庁)」がこちら。
パラマウント・ダンスホール
この堂々たる偉容、素晴らしい。
現在もド現役のダンスホールです。観光客でも予約を入れれば踊れるそうですよ。

ロビー。
パラマウント・ダンスホールのロビー
レトロな写真がたまらん。
ちなみにこのロビーの様子は、本文では使用してません。
なんかちょっと趣味わる……いやいやゴホン。

このパラマウント、実は全然別の場所(静安寺)にあるんですが、見た目が気に入ったので使わせてもらいました。
ついでに、実際は福州路の西端にダンスホールはありません。
現在の福州路は書店街として有名ですが、当時は日本でも「夢のスマロ」と歌謡曲で歌われるほどの歓楽街でした。
東端(バンド側)にはオフィスや銀行が、真ん中辺りにはレストランや商店が、そして競馬場近くの西端には遊郭がありました。
だから本当は、グレート・ワールドのあるあたりは遊郭が軒を連ねていました。
めんどくさいからそのへんすっとばしましたが。

パラマウント・ダンスホールについては、下記のサイトが詳しいです。
上海ビジネスフォーラム異業種交流会内・百楽門舞庁・Paramount Ballroom:
http://www.sbfnet.cn/useful/history/16.html


おまけ。
パラマウントのロビーに展示されてる黄包車。
パラマウント・ダンスホールのロビー(黄包車)
原寸大の写真を観察すると、足載せ台や車輪・幌などがだいぶくたびれてるので、現役だったと思われます。
これを引っ張る苦力(クーリー)たちは、裸足だったそうです。痛そうですね……。
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2011/07/27

『上海オールドボーイ』Vol.5 更新

『上海オールドボーイ』Vol.5を更新しました。



今回出てきたホテル『極東飯店』はフィクションの建物ですが、モデルにした『アスターハウス・ホテル(浦江飯店)』は実在します。
1846年創業という非常に古いホテルで、かつてはアインシュタインやチャップリンなどが宿泊した高級宿でした。
何度か所有者が変わり、ここ数年はバックパッカー向けの安ホテルとして展開していましたが、現在ではまた高級志向に戻ったようです。
個人的には、これくらい風情のあるホテルはお高く止まって欲しいものです(笑)。

ガーデンブリッジを渡ってすぐ、南西角。
この入口は現在は使われていないようです(父談)。
アスターハウスホテル・外観1
画像では見えませんが、看板に「1846」とあります。萌。

現在の正面玄関。
アスターハウスホテル・外観2
これもなかなか。

ロビー。
アスターハウスホテル・ロビー
宿泊した有名人の写真が飾られているみたいです。



ちなみに、日本人向けホテルというのは当時いくつかあって、豊陽ホテルなどが老舗でした。
けれどこれらは、日本人向け「旅館」と言われていたらしいです。
現存している外観を見る限り、洋風ホテルっぽいのですが。
ストーリー上、「旅館」より「ホテル」の方が格好が付くので、アスターハウス・ホテルをモデルにしました。
当然ながらアスターハウス・ホテルは日本人向けというわけではなかったので、要注意。



以下、拍手コメントお礼です。

続きを読む ≫

2011/07/24

アップするの忘れてた

この作品を書いている最中、タイムリーにも実父が上海に観光へ行くと聞きつけ、「資料写真撮って来てえぇぇぇ」と頼み込みました(父はわたしが小説書いてることは知ってる)。
ちなみに父は、上海渡航経験が十数回という、上海マニアです(笑)。
最近ではもっぱら、中国茶と書道用具を購入するためだけに渡航しているそう。
なにそのちょっとそこまで買い物的感覚。



今回の話では、目次の地図にも載せてますが、実在の建物とフィクションの建物が混在しています。
フィクションのもほとんどがモデルにした建物が存在しているので、その辺りも一緒に撮って来てもらいました。

まずは、葛葉と猪塚が車で渡ったガーデンブリッジ。
ガーデンブリッジ遠景
正面に見えるカクカクした建物は、モダン上海を代表する建築物『ブロードウェイ・マンション(上海大厦)』です。
今作当時(1931年)は工事中で、竣工は1934年になります。

その隣のレンガ屋根の建物は、1916年竣工のロシア総領事館。
今も現役っぽいです。



角度を変えて。
ガーデンブリッジ(外白渡橋)
『外白渡橋 一九〇七年』の文字が見えますね。
中国最古の鉄橋で、先年修復工事を経て今に至ります。



最新更新分までは、ここまで。
今後新たに登場したら、その都度アップしますねー。



おまけ。
どっかで撮って来てくれた薬屋さん。
レトロな薬屋さん
レトロ杉たまらん。



もひとつおまけ。
幕末古写真ジェネレーター」というサイトで、古写真っぽく変換したガーデンブリッジ。
ガーデンブリッジ古写真バージョン
元画像が暗めなので、ちょっと分かりにくいですね。

写真素材サイトさんで公開されていたバンドの写真を変換してみたところ、こんな感じに。
こっちの方が風情がありますね~。

ビフォアー
バンド現代バージョン

アフター
バンド古写真バージョン
※下部に車などが映っていたので、変換の際カットさせていただきました。



幕末古写真ジェネレーター:http://labs.wanokoto.jp/olds
写真素材サイト『clef』:http://street34.mond.jp/clef

2011/07/23

『上海オールドボーイ』Vol.4 更新

『上海オールドボーイ』Vol.4を更新しました。
今回の展開に至るまで、もう少し引っ張ってもよかったかな~とは思ったんですが、まあいいですよね。
たまには。



そんなわけで、今月の標語。

「しない させない 婚前交渉」

籬の花では、できるだけその時代の常識に応じた恋愛ポリシーを貫く所存であります。


以下、拍手お礼&コメント返しです。

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2011/07/20

『上海オールドボーイ』Vol.3 更新

『上海オールドボーイ』Vol.3を更新しました。
水~木と不在なので、ちょっと早めのアップです。

孝徳にいちゃんは、わりとお気に入りだったりします。
下ネタ三昧なのはアレですが。
二宮兄妹はしゃべらせやすくていいわあ。
そういえば、昭和初期にはすでに「左薬指に結婚指輪をつける」という習慣はあったそうですが、まだまだ一般化はしていない模様。
今みたいに男性もつけてたのかどうかは、定かではありません。
なんとなく「男(しかも軍人……)が指輪なんぞ軟弱な!」って風潮がありそうななさそうな。



>紫色の着物に同色の袴をつけた
ってどんなんや、と思われる向きもおありでしょうから、手持ちの資料に載ってた画像をアップします。
例によって写メですが。
atomi
女学生手帖―大正・昭和乙女らいふ (らんぷの本) ・78ページより

本文には書いてませんが、環は華族のお姫さまが多く通う女子学習院ではなく、私立の跡見女学校に通っていた、という設定です。
この跡見の制服が、上記のような紫だったんですね。
これは大正初期~昭和五年まで制定された制服なので、ちょうど環の通学期間中に当たります。



この『女学生手帖』という本は、大正~昭和初期の女学生の生活や特有の文化、少女雑誌の記事などが紹介されていて、大正浪漫&昭和モダン萌えの方必携の書です。
図版も多く、とても参考になりますv

2011/07/15

『東京フラッパーガール』続編 『上海オールドボーイ』連載開始

『東京フラッパーガール』の続編にあたる『上海オールドボーイ』を連載開始しました。

タイトルからいきなりネタバレ全開ですね。
うちのメガネは作中では28歳になってるので、ボーイと呼ぶにはかなり厳しい年齢ですが、モダンガールの反対語ということで(?)。
参考資料として、目次に当時の上海略図をリンクしておきました。一部、資料がなくてあやしい部分もありますが。
クリックすると別窓表示しますので、ぜひ。
わざわざ作ってもらいましたよ!(笑)

あと、1話ずつ公開しますねっつっといて、2話一挙公開したりして。
さらに、下読みがまだなので大幅に改稿する可能性もあったりして。
ああん適当。

そんなこんなで先行き不安な新連載ですが、しばらくお付き合いください。
次は翌週半ばあたりの更新予定です。
よろしくお願いいたします。



今回の連載、本当は水~木あたりから開始する予定だったんですが、例によって扁桃腺炎で高熱出してぶっ倒れてました。
今はだいぶマシですが、熱の弊害として久々の口唇ヘルペスが……。
肩こり改善で通っている鍼灸師さん(イケメン)に話したところ、「ヘルペスが早く治るツボ押しておきますね」ですって。
ありがとう、愛してるー!(笑)

2011/07/12

『東京フラッパーガール』今後の予定

毎回予定を書いているような気がしますが、やっぱり書きます。

とりあえず、今週中~週末あたりに続編の連載を開始したいと考えています。
いつもうちは連載はじめは3話程度一挙公開なんですが、これは続編なので1話ずつにしますね。
で、その後は週2くらいのペースで更新したいです。

実は今回、下読みさんの時間が取れなくてまだ見てもらってないんですよね……(プロットはOK出たけど)。
それなのに連載はじめちゃうなんて、不安すぎて不整脈が出そうです。
うちの作品で下読みさんのチェックが入っていないのは、『十六夜綺譚』だけだったり。
連載途中で中身が大幅に変わったら、下読みさんに指摘されたと思ってください(笑)。
その際はここで変更の旨、連絡しますね。



この後は、どうしようかなー。
ストックがなくなったので、また更新停止に陥ると思います。
今回ので「資料をもとに忠実に書く」ことに疲れたので、たまにはかるーいノリのお話を書いてみたいです。
わたしが書くといつも最終的に重くなっちゃうから……ハア。



以下、拍手&読んだよフォームお礼です。

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2011/07/09

『東京フラッパーガール』番外編 更新

『東京フラッパーガール』番外編を更新。
長いので2ページに分けました。

本編では探偵業にばかり専念してたので、番外編では銀座デートとしけこみました。
当時はデートじゃなくランデヴーといったみたいです。
邦楽座での映画鑑賞に、洋食に、ビリヤード。
ああ楽しい(書いてるわたしが)。



……で。
アレなラストで申し訳ない。
引き続き続編を連載していくつもりなので、もう少しお付き合いくださいね。



以下、毎度おなじみ『無駄知識』です。
『続きを読む』からどうぞー。

続きを読む ≫

2011/07/08

終 わ り ま し た … …

『東京フラッパーガール』続編の第一稿が、ようやく終わりました。
これから、
推敲→下読みさんのチェック→さらに推敲
の段階を踏んで、連載をはじめたいと思います。

まずは週末~来週初めにでも番外編を更新しますねー。

あー、よかった。
終わらないかと思った(笑)。





拍手いただいた方々、7/5に返信不要で『東京~』の感想をいただいた方、本当にありがとうございます!
もう少しお付き合いくださいね(*´∀`)ノシ

2011/07/06

『東京フラッパーガール』ミニSS

えー、ようやくゴールが見えてきました。
これまで調子よく書けてたんですが、とある箇所で引っかかってかれこれ二週間ほど、書いては消しの繰り返しでした。
なんとか峠は越えたので、これから一気に書いてしまいたいです。

番外編の話。
続編が上がり次第、その足でアップしますね。
で、そのまま継続して続編連載と。
今回続編を寝かせる時間がほとんどないので、かなりアレな文章になってると思います。
おお怖い。

あと、個人的にちょっと書いてみたかった「麻布の一件」を、ミニSSにしてみました。
もしよろしければお茶請けにでもどうぞ。
※ネタバレしてるので、本編を読了後の閲覧が望ましいです※



では、「続きを読む」からどうぞ。

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花魁・女刑事・昭和初期・ヴィクトリア朝などをこよなく愛す。

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