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『上海オールドボーイ』Vol.11~12 更新
『上海オールドボーイ』Vol.11~12を更新しました。
今回分はもともと1ページだったんですが、長すぎるので分割。
おかげで中途半端なところで改ページになってしまいました……。
このシーン、何パターンも書いては消しの繰り返しでした。
結局下読みさんに見てもらえなかったので、未だにしっくり来ない感が残ってたり。
基本的な展開は変わりませんが、よい言い回しが思いついたらこっそり書き直すかも。
で。
今回の展開における歴史的解釈なんぞを。
最新更新分まで読まれた方のみ、よろしければ「続きを読む」をクリックしてください。
ただの言い訳なので、人によっては気分を害されるかも知れません。あしからず。
最初に。
今日では「柳条湖事件(以前は『柳条溝』と誤って伝えられていました)は関東軍の自作自演である」という説が有力になっていますが、実は他説もあります。
ここでは関東軍自作自演説を採用しましたが、これが歴史的真実であると主張する意図はないことを、明記しておきます。
当時の大部分の人間は、「満州事変=正当防衛」だと考えていました。
・日露戦争で満州の租借権を得る→だから満州は日本のもの→そこを中国が攻撃してきた→やり返せ、みたいな。
もちろん自作自演というのは伏せられていたからなんですが、当時の新聞でもそういった論調だったのは確かです。
だから葛葉がVol.1で、
>満州事変は、正当防衛の結果である。
と言い切っているのは、まあ当たり前だったんですよね。
現在の感覚ではかなり過激な考え方ですが、当時としては普通だったので、あえてそう書きました。
ついでに、Vol.12での孝徳の台詞。
>「俺たちがやらなくても、近いうち必ずヤツらは攻撃してきた。被害を最小限に食い止め、こちらに有利に事を進めるためには、ああするのが一番いいんだ」
というのは、当時の軍人の一部は本当にそう考えていたらしいです。
実際、いつ戦闘が起きてもおかしくないほどピリピリしていたみたいですし……。
生半可な知識でデリケートな問題を取り扱うことには抵抗がありましたが、話の流れ上こういうふうになってしまいました。
わたし個人としては、戦争責任がどちらにあるとか誰が悪いのかという考えはないので、その点だけは了承していただけたらな、と思います。
今回分はもともと1ページだったんですが、長すぎるので分割。
おかげで中途半端なところで改ページになってしまいました……。
このシーン、何パターンも書いては消しの繰り返しでした。
結局下読みさんに見てもらえなかったので、未だにしっくり来ない感が残ってたり。
基本的な展開は変わりませんが、よい言い回しが思いついたらこっそり書き直すかも。
で。
今回の展開における歴史的解釈なんぞを。
最新更新分まで読まれた方のみ、よろしければ「続きを読む」をクリックしてください。
ただの言い訳なので、人によっては気分を害されるかも知れません。あしからず。
最初に。
今日では「柳条湖事件(以前は『柳条溝』と誤って伝えられていました)は関東軍の自作自演である」という説が有力になっていますが、実は他説もあります。
ここでは関東軍自作自演説を採用しましたが、これが歴史的真実であると主張する意図はないことを、明記しておきます。
当時の大部分の人間は、「満州事変=正当防衛」だと考えていました。
・日露戦争で満州の租借権を得る→だから満州は日本のもの→そこを中国が攻撃してきた→やり返せ、みたいな。
もちろん自作自演というのは伏せられていたからなんですが、当時の新聞でもそういった論調だったのは確かです。
だから葛葉がVol.1で、
>満州事変は、正当防衛の結果である。
と言い切っているのは、まあ当たり前だったんですよね。
現在の感覚ではかなり過激な考え方ですが、当時としては普通だったので、あえてそう書きました。
ついでに、Vol.12での孝徳の台詞。
>「俺たちがやらなくても、近いうち必ずヤツらは攻撃してきた。被害を最小限に食い止め、こちらに有利に事を進めるためには、ああするのが一番いいんだ」
というのは、当時の軍人の一部は本当にそう考えていたらしいです。
実際、いつ戦闘が起きてもおかしくないほどピリピリしていたみたいですし……。
生半可な知識でデリケートな問題を取り扱うことには抵抗がありましたが、話の流れ上こういうふうになってしまいました。
わたし個人としては、戦争責任がどちらにあるとか誰が悪いのかという考えはないので、その点だけは了承していただけたらな、と思います。
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